2017.04.27

2017.05.23

SSL対応とモバイル対応はSEO対策では重要項目!対応していることがスタンダードに!

SSL対応とモバイル対応はSEO対策では重要項目!対応していることがスタンダードに!

数あるSEO対策の中において、SSL対応とモバイル対応はもはや外せない項目です。Googleも対応をしているWebサイトを優遇すると宣言している中で、対応することがスタンダードになりつつあります。

Webサイトへのセキュリティ意識は高まっている

情報漏えい被害のニュースを目にすることが多くなり、インターネット上のセキュリティへの関心は高くなる傾向にあります。このような状況もあって、SSL、httpsに対応しているWebサイトは増加傾向にあります。従来はショップサイトやお問い合わせフォームなど、個人情報を取り扱うページのみの対応が多かったものの、近年はWebサイト全体をSSL対応することが主流になってきました。

GoogleもSSL対応されたWebサイトを検索で優遇

Googleは2014年8月にSSL対応を検索結果のランキングシグナルに使用すると発表しました。

Google は、Google のサービスだけにとどまらず、より広い範囲でインターネットを安全に利用できるように取り組んでいます。そこで大きな割合を占めているのは、ユーザーが Google から安全なサイトにアクセスできるようにすることです。
引用:Google ウェブマスター向け公式ブログ

SSL対応は検索結果における優遇だけでなく、対応していないサイトに比べて情報漏えいのリスクを抑え安全性を高めることができます。ユーザーのセキュリティ意識が高まる中、今後はWebサイトのセキュリティ面に注意を払うことも重要な要素となってきます。

SSL対応されているかどうかはすぐに判断できる

SSL対応のされているWebサイトは、ブラウザのアドレスバーに保護されていることが表示がされます。

GoogleChromeのアドレスバーSSL対応表示

SSLで保護されたWebサイトにはグリーンの表示が出ますが、未対応の場合には注意を示す表示が出ます。ブラウザにもよりますが、今後このアドレスバーの注意表示がよりユーザーに目立つような改修が加えられる可能性もあります。

2017 年 1 月の Chrome 56 以降では、フォーム項目にパスワードやクレジット カードの情報がある HTTP ページを「Not secure」(安全でない)と明示します。これは、この件が特に重大な問題であることを考慮した結果です。以降のリリースでも、継続的に HTTP の警告を拡張する予定です。
引用:Google Developers Japanブログ「より安全なウェブを目指して」

インターネットユーザーはスマホ利用者の方が多い

Googleは、2015年5月に公式ブログでスマホで検索するユーザーがデスクトップを超えたと発表しました。

米国や日本をはじめとする 10 か国では、スマートフォンからの検索が既にパソコンからの検索件数を上回っています。
引用元:Google AdWords 公式ブログ

スマホからの検索が多いということは、スマホでWebサイトにアクセスするユーザーも多くなる傾向になります。その状況下で、スマホに最適化されていないWebサイトはユーザーの利便性を損なう恐れがあり、ページ離脱の要因になることが考えられます。

スマホの登場によりユーザーのサイト利用は「場所を選ばない」状況に変化しています。これは一般ユーザーの利用が多いBtoC向けサイトだけでなく、企業向けのBtoBサイトも例外ではありません。

未対応のデメリットは今後大きくなる可能性も?!

SSL対応とモバイル対応のスタンダード化がさらに進めば、対応していないことがマイナスになるかもしれません。競合サイトも当然対応してくるからです。

最近は、モバイル対応の技術向上やSSLサービスの多様化に伴い、導入コストも下がっており、導入の敷居は以前よりも低い傾向にあります。まだ導入されていないのなら今がちょうどいい機会なのかもしれません。

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この記事の筆者

デザイナー若井

デザイナー若井

ユーザーにとって最適なデザインとは?見せ方とは?を念頭にデザインしています。WebデザインはUI・UX・訴求力全てが求められます。成果の出せるデザインについて日々探求。